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米国出願(その5)

 

 「特許申請やってみる」では、私の弁理士経験をもとに、特許出願に関連する情報を提供しています。

 

 米国特許出願をオンラインで行う方法を紹介します。

 

(1)      USPTO(米国特許商標庁)の、EFS-Webページにアクセスします。
http://www.uspto.gov/patents/process/file.efs/index.jsp
(1)EFS-Web画面

(2)      Electronic Patent Filing for UNREGISTERED eFILERSを選択します。
(2)Unregistered eFILERS

(3)     eFILER(手続きする人のこと)の名前などを入力します。
今回は、PCT出願の国内移行手続きを行うので、New applicationU.S. National Stage under 35 USC 371を選択し、国際出願番号などを入力します。
(3)Unregistered eFILERS

(4)      出願情報Application Data)を入力します。
(4)Application Data

(5)      予めPDF形式で作成しておいた特許明細書(Specification)、特許請求の範囲(Claims)、図面(Drawings)、要約書(Abstract)、宣誓書(Oath or Declaration)を添付します。
適当なファイル形式になっているかどうかは確認されますが、日本のインターネット出願のように、細かい記載様式のチェックはしてくれませんので注意してください。
(5)Attach Documents-1

(6)      添付したファイルの確認画面です。
Attach Documents-2

(7)Review Documents

(7)      支払う費用を選択します。
ここも、費用面で正しいかどうかをチェックしてくれる訳ではないので、自分で支払うべき費用項目が何であるかを判断する必要があります。
(8)Filing Fees

(8)      最終確認画面です。
(9)Confirm-1

(10)Confirm-2

(9)      最終確認画面で提出手続きをすると、提出完了を知らせる画面が表示されます。
ただし、これで終わりではなく、費用を支払う手続きを行う必要があります。
(11)Received Submission

(10)  費用支払い方法を選択する画面です。
クレジットカード支払いを選択しました。
(12)Method Payment

(11)  クレジットカード情報を入力する画面です。
(13)Pay by credit card

(12)  支払い手続きが完了したことを示す画面です。

(14)Receipt

 

 比較的簡単な作業なんですが、英語であることと、間違っていても指摘してくれない所がちょっと不安です。

 普通は、米国の特許事務所に依頼することになると思うのですが、一応、自分でも出来るって話です。

 ただ、この後、Office Actionといって拒絶理由通知が来たときの対応は、結構やっかいなので、普通はやっぱり米国の特許事務所に依頼する方が良いでしょうね。

 


コメント
興味深く読ませていただきました。私は個人のエンジニアで日本出願中特許を米国にも出願するすべく出願書類の準備を進めています。MS WordでFIELD OF THE INVENTION, BACK GROUND OF THE INVENTION, SUMMARY OF THE INVENTION, BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS,DETAILED DESCRIPTION OF ILLUSTRATIVE EMBODIMENTS, WHAT IS CLAIMED IS: ABSTRACT OF THE DISCLOSUREの順で丁度REV.0を書き上げこれから校正に入るところなのですが、書式がインターネット出願する時の形式に合っているのか不安があります。また、pdf化は内容ごとに準備するのでしょうか?出願の期限まで2ヶ月チョットにせまってきました。いろいろ教えていただければと思いコメントさせていただきました。宜しくお願いいたします。
  • ミンツー
  • 2011/08/13 2:09 AM
コメントありがとうございます。
確かバラバラでも良かったような気がするのですが、私は、drawingsと、それ以外で1つずつPDFファイルを作って提出しました。
ようやく明細書、図面ができました。そこでお尋ねいたします。pdfファイルを作られたソフトウェアは何を使われましたか?私が使っているソースネクスト社のいきなりPDF EDIT3は問題があるでしょうか?宜しくお願いいたします。
  • ミンツー
  • 2011/10/16 4:17 PM
良かったですね。PDFファイル作成は特に覚えてないですが、僕もソースネクスト社のソフトだったと思います。
米国特許庁へのEFS web出願を無事終えることができました。明細書、図面、宣誓書をuploadした時にvalidation errorが数個出ましたがそれぞれ対応できました。
  • ミンツー
  • 2011/10/23 3:23 PM
質問させてください。
EFSWebを使えば米国の弁護士資格などを持っていなくても、日本から個人で出願ができるということですか? 中間処理も可能なのでしょうか。
Registeredでないとできない機能があるようなのですが。よく分からなくて。
  • ブル太
  • 2015/11/19 7:25 AM
質問ありがとうございます。
中間処理は、EFSWebでは出来なかったと思いますが、書類を郵送すれば、受け付けてもらえます。本ブログでも、中間処理は郵送で提出し、それで特許になりました。
質問させて頂きます。国内出願特許を優先権の下、日本語明細のままで米国出願したいのですが、このweb出願方法で可能でしょうか。可能な場合ですが、出願書類の選択では何を選択したらよろしいでしょうか。どうぞよろしくお願い致します。
  • H.Ishida
  • 2017/01/31 1:57 PM
お問い合わせありがとうございます。
国内出願の優先権主張を行った状態で日本語明細のまま米国出願ということは、日本語非仮出願になるので、Nonprovisonal Applicationだと思うのですが、EFS-Webが日本語の明細書を受け付けているかどうかは分かりません。
また、Web上での手続は出来たものの、出願自体は受け付けられなかったという事態も起こりえますので、費用はかかると思いますが、米国の代理人を通じて手続を行うことをお勧めします。
米国のWeb出願は、ファイル形式のチェックは行いますが、出願に必要な書式になっているかなどの細かいチェックは無く、後で提出書類不備で戻ってくるかもしれないがWeb上の手続自体は進行出来てしまうと思うので、注意が必要です。
大変有難うございました。了解いたしました。

  • H.Ishida
  • 2017/01/31 4:05 PM
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